保育施設向け研修会、1回目を開催しました:2025/2/11
2025年2月20日(火・祝)の午後、保育施設と自治体職員向けに医療的ケア児の就園に関する研修を実施しました。
開催概要は、コチラからご確認いただけます。
この研修は、2本仕立てで実施の研修になります。
(保育施設及び、各自治体の入園担当部署へは県のこども未来課より周知連絡していただいております)
今年度の保育施設向け研修は、2日間に分けで以下を学べる研修機会です。
①佐賀県医療的ケア児支援センターから、県内の実際の医療的ケア児の就園事例、医療的ケア内容や対応事例(一型糖尿病・注入・吸引・酸素)について
②他県での、医療的ケア児の就園事例から学ぶ
先日、1回目の研修を開催いたしました。
医療的ケア児支援センターからと、県からこども未来課の担当職員の方もご参加いただきました。
今回の流れは
◆講義
◆演習
◆グループワーク:事例検討
の3つの構成でした。
◆講義では、
まずは、参加者である方たちから寄せられた医療的ケア児を保育園に受け入れることに対する思いについて共有しました。
そのあと、実際に佐賀県内での就園の現状についてご説明をしました。
佐賀県では、他県と異なり【佐賀県医療的ケア児等就園支援コーディネーター】という県が委嘱した専門職のコーディネーターが自治体や保育園へ派遣され、就園前から就園後継続して伴走支援をする仕組みがあります。(佐賀県HP)
そのコーディネーターの一人である、センター長から実際の就園支援の流れなどを説明しました。
◆演習では、経管栄養や吸引、酸素などについて実際に展示して説明を行いました。
◆グループワークでは、事例を通して就園に際して課題の整理や、対応についてみんなで考え、発表や意見交換をしました。
次回、2025年3月2日に第2回の研修を開催します。講師には、滋賀県よりびわこナーシングの角野代表に佐賀までお越しいただきます。
実際に複数の医療的ケア児を受け入れていらっしゃるオリーブ保育園の取り組みなどを、ご講演いただき、グループワークや意見交換をいたします。
県外の、人工呼吸器や気管切開含め、様々な医療的ケア児の受け入れを経験されている園からお話を聞くことができる機会になります。
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